<資料1>
被写界深度
◎ 被写界深度とは
「ピント」が合っているように見える範囲のこと。レンズの「絞り数値」が小さく、「焦点距離」が長く(望遠側)、被写体に近づいて撮影するほど「被写界深度」は浅くなり被写体の前後はボケやすくなる(=ピントが合っているように見える範囲が狭くなる)



2.被写界深度変化の要因

 (被写界深度)        浅い        深い     
@ 絞り 開く(数値を小さく  ex 1.4) 絞る(数値を大きくする ex22)
A ズーム 望遠側(焦点距離長く) 広角側(焦点距離長く)
B 撮影距離 近い 遠い

3.効 果

効 果 問題点 1.ピントが合わせにくい
ピンボケしやすい(前後に並ぶ被写体)
1.シャッター速度が遅くなる
  → 
手振れが起きやすい  
利 点 1.シャッター速度が早くなる
2.前・背景がボケ
1.ピントが合わせ易い
2.画面全体にピントが合う

活 用 1.立体感を出す
2.前・背景の不要物の軽減
  →被写体の強調

     (人物、接写)
1.遠近感が表現される
2.パンフォーカス撮影に最適
   (風景、記念撮影)

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