霧の夜話−あとがき−






 最後までお付き合い戴き、ありがとうございます。

 晩秋の霧の夜に語られる、老人と少女の不思議な会話を書いてみたかったのですが……
 あまりミステリアスな感じはしなかったですね。
 バックには、辺りを覆い尽くすmist(霧)が、立ち込めていたにもかかわらず。(笑)


 霧の夜は、何か不思議な物に出会いそうな、そんなわくわくするような楽しさがあります。
 怖いという方もいらっしゃるでしょうが、私は好きですね。
 『日常』の隣にある『非日常』。
 そんな物をつい探してしまうような性格なので。(←今に、それで身を滅ぼす様な気が……)


 本棚(目次のページ)のコメントにも書いたのですが、少女と老人のエピソードがそれぞれ在り来たりなのが、作者としてはどうにも消化が悪いです。
 そのうち書き直そうと思っていたのですが。

 講習会でHPを立ち上げることになり、まさか空っぽのHPを作るわけにもいかずに、やむを得ずこれをUPしました。
 何か良いアイディアが浮かんだら、エピソードの部分を書き直そうかなと考えています。


 老人と少女の取り合わせというのは、好きです。
 なんだか、優しい会話が取り交わされそうで。
 といっても、これしか書いたことがありませんが。

 また何か、書いてみたいですね。


 まだまだ先になりそうですが、頑張って次の物語を書く予定なので、その時は、またお付き合い戴けると嬉しいです。

 ありがとうございました。

 バジル  








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