Software Documentation — 解説ガイド v2
REGIONOVERLAY
地域形状 切り出し・比較・保存ツール

都道府県・市区町村・丁目などの境界形状を地図から切り出し、
2つ以上の地域を重ねて大きさを視覚的に比較できます。
データはブラウザに保存・後日読み込みが可能です。

🌐 HTML + CSS + JavaScript 📡 Nominatim API(地名検索) 🗾 国土地理院タイル 📦 Leaflet.js
01 — Overview

このツールでできること

地域の「形」と「大きさ」を地図上で直感的に比べるためのツールです。

01 ✂️
地域の形状を切り出す
地名を入力して検索するだけで、都道府県・市区町村・丁目の正確な境界形状を自動取得。手動でポリゴン・矩形・円を描くことも可能。
02 🔀
複数の形状を重ねて比較
最大6組の比較ペアを設定し、すべての形状を同じ地図上に重ねて表示。各形状はドラッグで位置を自由に動かせます。
03 📐
面積を数値で比較
各形状の面積(km²・ha・m²)を自動計算。AはBの何%の大きさか、表と比率バーで一覧表示されます。
04 💾
保存・後日読み込み
プロジェクト名をつけてブラウザに保存。次回アクセス時に一覧から選んで読み込めます。JSONファイルでの書き出し・読み込みにも対応。
02 — Interface

画面の構成

ヘッダー・左パネル・右の地図エリアの3ゾーン構成です。

REGIONOVERLAY
💾 保存
📂 読み込み
切り出し
比較
設定
地域を検索
手動で描く
切り出し済み形状
35.6762° N, 139.6503° E
🖥️
ヘッダー
「💾 保存」「📂 読み込み」ボタンでプロジェクトの管理。現在のモード(SELECT / DRAW / COMPARE)がリアルタイム表示されます。
⬅️
左パネル(3タブ)
「切り出し」で形状を追加・管理、「比較」で重ね表示と面積比較、「設定」でベースマップ・スタイルを変更します。
🗺️
地図エリア
切り出した形状と重ね表示が描画されるメイン地図。上部ツールバーでベースマップ切り替えと「⊙ フィット(全体表示)」が可能。
🔵🟠
カラーパレット
形状を追加した順に青・オレンジ・緑・ベージュ・紫・黄の6色が自動割り当て。形状リストにも色チップが表示されます。
03 — How to Use

基本的な使い方(4ステップ)

1
地域を検索して形状を追加する
左パネル「切り出し」タブで地域種別(都道府県 / 市区町村 / 丁目・大字)を選び、 テキストボックスに地名を入力します。 入力中に候補が自動表示されるのでクリック、またはEnterキーで追加されます。
💡 例:「横浜市」「青葉区」「宮城県」「新宿三丁目」など日本語で入力可能。
同じ名前の地域(仙台市の青葉区・横浜市の青葉区など)は候補に 「青葉区(宮城県 › 仙台市)」のように上位地名が表示されるので区別できます。
2
比較したい地域をもう1つ以上追加する
同じ手順で2つ目・3つ目の地域を追加します。 「切り出し済み形状」リストに各形状が色チップ付きで並び、 クリックするとその形状にズームします。 ✕ボタンで個別に削除できます。
✏️ 手動描画でも形状を追加できます。「ポリゴン」「矩形」「円」の3モードから選び、地図上をクリックして描画。完了後に名前を入力します。
3
「比較」タブで重ねて表示する
左パネルの「比較」タブを開き、ペア1のA・Bそれぞれに形状を選択。 「+ 比較ペアを追加」で最大6組のペアを設定できます。 「📐 すべて重ねて表示」を押すと、すべての形状が先頭形状の中心に揃えて重ね表示されます。
🎯 「中心に配置」ボタンで全形状を先頭の中心に再配置。 各形状はマウスでドラッグして位置を微調整できます。
4
面積を確認し、プロジェクトを保存する
比較パネルに各ペアの面積・A/B比率・比率バーが表示されます。 作業が終わったらヘッダーの「💾 保存」ボタンでプロジェクト名をつけて保存。 次回「📂 読み込み」から復元できます。
📤 「全データをJSONでエクスポート」で別の端末やブラウザにも移行可能。
「📥 JSONファイルから読み込む」でインポートもできます。
04 — Disambiguation

同じ名前の地域を区別する

「青葉区」は仙台市にも横浜市にも存在します。本ツールでは候補一覧・形状リスト・比較セレクトすべてに上位地名パスを表示し、混同を防ぎます。

検索候補の表示例 — 「青葉区」で検索した場合
🟢
青葉区
宮城県 › 仙台市 › 青葉区
約 302 km²
🔵
青葉区
神奈川県 › 横浜市 › 青葉区
約 35 km²
▲ 形状リストや比較セレクトボックスにも「青葉区(宮城県 › 仙台市)」のように完全名が表示されます
05 — Save & Load

保存・読み込みの仕組み

ブラウザの localStorage に保存するため、インターネット接続なしでも後日読み込めます。

✂️
形状を追加・整理
検索や手動描画で形状を複数追加。比較ペアを設定します。
💾
「保存」ボタンで保存
ヘッダーの「💾 保存」→ プロジェクト名を入力 → 「保存する」。形状データ・比較ペア設定がすべて保存されます。
📂
「読み込み」で復元
「📂 読み込み」→ 一覧からプロジェクトを選択 → 「読み込み」ボタン。すべての形状・設定が復元されます。
📤
JSONでエクスポート(バックアップ)
「読み込み」モーダル下部の「全データをJSONでエクスポート」で全プロジェクトをファイルに書き出し。別端末への移行やバックアップに使えます。
📥
JSONから読み込む(インポート)
エクスポートしたJSONファイルを「読み込み」モーダルの下部ファイル選択から選ぶと、すべてのプロジェクトがインポートされます。
06 — Base Maps

6種類のベースマップ

「設定」タブまたは地図上部のセレクトボックスから切り替えられます。

🗾 国土地理院(標準)
日本の公式地形図。道路・建物・地形が詳細。日本国内の利用に最適。
📷 国土地理院(写真)
航空写真タイル。土地利用・地形を実際の景観で確認できます。
🌸 国土地理院(淡色)
背景が薄い淡色地図。重ねた形状の色が最も見やすいマップ。
🌍 OpenStreetMap
世界規模のオープン地図。海外地域との比較にも対応。
⬛ Stamen Toner
白黒ハイコントラスト。形状の輪郭が最も鮮明に見えます。
🌙 CartoDB Dark
ダークテーマ。夜間・暗い環境での利用やプレゼンに映えます。
07 — Tips

使いこなすためのヒント

🔍
検索は日本語でOK・曖昧でも検索できる
「横浜市」「青葉区」「奈良県吉野郡」など普通の地名をそのまま入力できます。候補を確認してから選択できます。
📦
形状はいくつでも追加できる
形状の数に制限はありません。「比較」タブでその都度どの2つ(または複数ペア)を比べるか選べます。
🖱️
形状をドラッグで自由移動
比較表示中は各形状をドラッグして位置を変えられます。「どの地域の上に重ねるか」を直感的に調整できます。
✏️
行政区画以外も比較できる
手動描画で工業地帯・農地・湖・キャンパスなど任意の範囲を描き、行政境界と比較することも可能です。
「フィット」で全体を俯瞰
地図ツールバーの「⊙ フィット」ボタンで追加した全形状が収まるようズームが自動調整されます。
🗑️
形状を個別・または一括削除
形状リストの「✕」で1件ずつ削除。「設定」タブの「すべての形状を削除」で一括削除できます。
08 — Technology

技術仕様

🧩
フロントエンド
HTML5 / CSS3 / Vanilla JavaScript のみ。フレームワーク不要。ブラウザで直接開いて使用できます。
🗺️
地図ライブラリ
Leaflet.js 1.9.4 + Leaflet.draw 1.0.4。軽量なオープンソース地図描画ライブラリです。
📡
地名検索 API
Nominatim API(OpenStreetMap)。日本語の地名検索と境界 GeoJSON の取得に対応しています。
📐
面積計算
球面上の多角形面積を球面余弦定理で計算。地球の曲率を考慮した正確な面積を算出します。
💾
データ保存
localStorage にプロジェクトを JSON 形式で保存。ブラウザを閉じても保持され、JSON ファイルで外部にエクスポートも可能。
🎨
カラーパレット
形状追加順に6色(青・オレンジ・緑・ベージュ・紫・黄)を自動割り当て。複数形状を重ねても色で識別できます。