ソフトウェア概要
このソフトウェアは、ブラウザだけで動作する楽譜エディタです。インストール不要で、MIDIファイルの読み込みから楽譜の作成・編集・再生・書き出しまでをすべて行えます。
MIDIインポート
既存の .mid / .midi ファイルを読み込み、自動的に楽譜として表示します。ドラッグ&ドロップにも対応。
楽譜編集
クリックで音符を配置、削除、移動。拍子・調号・音価・付点など細かい設定も可能です。
リアルタイム再生
Web Audio API による高品質な音源でリアルタイム再生。BPM・音量・メトロノームを調整できます。
エクスポート
作成した楽譜を MIDI ファイルまたは PNG 画像として書き出し、他のソフトと連携できます。
画面構成
画面は上から順に、ヘッダー・ツールバー・トランスポートバー・メイン編集エリアに分かれています。
① ヘッダー
新規作成、インポート/エクスポート、元に戻す/やり直しなどのファイル操作ボタン群。
② ツールバー
入力モードの切り替え・音価・記号・拍子・調号・小節操作。編集の中心となるバーです。
③ トランスポートバー
再生・停止・シーク・BPM調整・音量・メトロノームなど、再生に関するすべての操作。
④ 楽譜キャンバス
実際の楽譜が表示される領域。クリックで音符を配置し、ドラッグで選択します。左端にはピアノキーボードが付属。
MIDIインポート
既存の MIDI ファイルを楽譜に変換します。2 種類の方法があります。
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方法 A:ボタンからインポート
ヘッダー右上の 「📥 MIDIインポート」 ボタンをクリックします。ファイル選択ダイアログが開くので、.mid または .midi ファイルを選択してください。
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方法 B:ドラッグ&ドロップ
MIDI ファイルをブラウザウィンドウ上に直接ドラッグします。赤い点線のオーバーレイが表示されたらドロップしてください。
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インポート結果を確認
自動的に音符・小節・BPM が読み込まれ、楽譜として表示されます。画面下のステータスバーに「インポート完了」と音符数・小節数が表示されます。
- 対応フォーマット
- Standard MIDI (SMF) Format 0 / 1
- テンポ検出
- テンポメタイベントから自動取得
- 音符量子化
- 全音符〜16分音符に自動整形
- MIDI音域
- A0(MIDI 21)〜 C8(MIDI 108)
楽譜の編集
ツールバーの入力モードを切り替えながら、音符を追加・選択・削除します。
選択モード S
音符をクリックして選択します。選択した音符は赤くハイライト表示されます。Delete キーで削除可能。
入力モード N
楽譜上をクリックすると音符を配置します。クリック位置の高さがピッチ(音高)、横位置が拍の位置になります。
消去モード E
既存の音符をクリックすると即座に削除します。細かい修正に使います。
音価(音符の長さ)の設定
| ショートカット | 音価 | 拍数 | ボタン |
|---|---|---|---|
| 1 | 全音符(𝅝) | 4 拍 | ツールバー「𝅝 全」 |
| 2 | 2 分音符(𝅗𝅥) | 2 拍 | ツールバー「𝅗𝅥 2分」 |
| 4 | 4 分音符(♩) | 1 拍 | ツールバー「♩ 4分」 |
| 8 | 8 分音符(♪) | ½ 拍 | ツールバー「♪ 8分」 |
| 6 | 16 分音符(𝅘𝅥𝅯) | ¼ 拍 | ツールバー「𝅘𝅥𝅯 16分」 |
| . | 付点(×1.5) | — | ツールバー「• 付点」 |
調号・拍子・小節の操作
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拍子の変更
ツールバー「拍子」のプルダウンから 4/4・3/4・2/4・6/8・12/8 を選択します。変更は即座に反映されます。
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調号の変更
「調」のプルダウンからハ長調・ト長調(♯1)など 8 種類の調を選択します。楽譜に調号記号が表示されます。
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小節の追加・削除
ツールバー右端の「+ 追加」で末尾に小節を追加、「− 削除」で最後の小節を削除します。
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変化記号(シャープ・フラット)の追加
ツールバーの「♯」「♭」「♮」ボタンをクリックして有効化した後、音符を配置すると変化記号付きで入力されます。もう一度クリックで解除。
再生・トランスポート
トランスポートバーから再生を制御します。再生中は楽譜上に赤いプレイヘッドが流れます。
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| ⏹ 停止 / Esc | 再生を停止し、プレイヘッドを先頭(0:00)に戻します。 |
| ▶ 再生 / Space | 先頭または一時停止位置から再生を開始します。再生中にもう一度押すと一時停止。 |
| プログレスバー | クリックした位置にシーク(移動)できます。 |
| BPM(数値入力) | テンポを 20〜300 の範囲で直接入力します。 |
| BPM スライダー | スライダーを左右に動かしてテンポを変更します。数値入力と連動。 |
| 音量スライダー | 音符の再生音量を調整します(0 〜 最大)。 |
| 🥁 メトロノーム | クリックで ON/OFF。拍の頭に高音、2拍目以降に低音のクリック音が鳴ります。 |
エクスポート
作成した楽譜は 2 種類の形式で書き出せます。
キーボードショートカット一覧
よく使う操作はキーボードで素早く実行できます。テキスト入力欄にフォーカスがない状態で有効です。
| キー | 操作 |
|---|---|
| Space | 再生 / 一時停止 |
| Esc | 停止して先頭へ / 選択解除 |
| N | 音符入力モードへ切り替え |
| S | 選択モードへ切り替え |
| E | 消去モードへ切り替え |
| 1 | 全音符を選択 |
| 2 | 2 分音符を選択 |
| 4 | 4 分音符を選択 |
| 8 | 8 分音符を選択 |
| 6 | 16 分音符を選択 |
| . | 付点 ON / OFF |
| Delete / Backspace | 選択中の音符を削除 |
| Ctrl + Z | 元に戻す(Undo) |
| Ctrl + Y | やり直す(Redo) |
| Ctrl + S | MIDI エクスポート |
使い方のヒント
より快適に使うためのポイントをまとめました。
Undo を積極的に使う
音符を間違えたら Ctrl+Z ですぐ戻せます。何回でも戻せるので、大胆に入力してください。
ピアノロールで全体確認
下部のピアノロールで音符の配置を俯瞰できます。「▲ 閉じる」ボタンで表示を切り替えられます。
MIDIをインポートして編集
既存の MIDI ファイルを読み込んで、不要な音符を削除したり、拍子・テンポを調整するだけで楽譜を完成させられます。
小節数を事前に決める
最初に「+ 追加」で必要な小節数を準備してから入力を始めると、テンポよく作業できます。
メトロノームを活用
再生時にメトロノームを ON にすると、テンポ感を確認しながら聴けます。速度の微調整に便利です。
こまめにエクスポート
ページを閉じるとデータは消えます。作業の区切りごとに Ctrl+S で MIDI として保存してください。