User Manual

会計管理システム
解説・使い方ガイド

年会費を徴収して活動する団体のための、インストール不要のブラウザ完結型会計ツールです。

Overview

概要

このソフトウェアは、年会費を徴収して活動する団体(PTA、自治会、同好会、NPOなど)の会計業務をブラウザ上で完結させるツールです。インストール不要で、HTMLファイルをダブルクリックするだけで使えます。

データはブラウザのローカルストレージに自動保存されるため、次回開いてもそのまま続きから作業できます。また、JSONファイルへのエクスポート・インポートに対応しており、パソコンの引き継ぎや担当者交代時にも簡単に対応できます。

ℹ️
動作環境:Google Chrome・Firefox・Safari・Microsoft Edgeなど、モダンブラウザであれば動作します。インターネット接続は初回のフォント読み込み以外不要です。
Best Fit

向いている使い方・団体

特に向いている団体

小〜中規模(会員数が数名〜数百名程度)の任意団体が最適です。

🏘️
自治会・町内会
年会費徴収と地域活動の収支管理に最適
🏫
PTA・保護者会
年度ごとの会計担当交代にも対応しやすい
サークル・スポーツクラブ
活動費・備品費などカテゴリ別に管理できる
🎓
同窓会・OB会
会員名簿と年会費を一元管理
🤝
NPO・ボランティア団体
収支報告書を自動生成し総会資料に活用
🏢
業界・職能団体
会員管理と会費徴収のシンプルな一元化

向いているシーン

会計担当者が毎年交代するような団体に特に向いています。引き継ぎの際にJSONファイル1つを渡すだけで完了するため、「Excelが得意な人がいないと使えない」という問題を解消できます。また、クラウドサービスへの登録や月額費用をかけたくない場合にも最適です。

向いていない用途

Features

各機能の使い方

01 📊 ダッシュボード 概況確認

起動すると最初に表示される画面です。年会費の徴収率・残高・未納入会員が一目でわかります。未納入会員の一覧から「納入登録」ボタンを押すだけで素早く登録できるので、集金日当日にその場で入力するのに便利です。

活用ヒント:集金活動の現場でタブレットやノートPCを開き、その場でリアルタイムに記録すると二重入力の手間が省けます。
02 👥 会員管理 名簿管理

会員の氏名・メールアドレス・電話番号・入会日などを登録します。会員を追加すると、その年度の年会費データが自動的に生成されます。検索欄で氏名やメールアドレスを入力すると即座に絞り込めるので、会員数が増えても探しやすいです。CSV書き出しを使えば、名簿として印刷したり他のソフトで活用したりできます。

活用ヒント:入会日を記録しておくと、長期会員の把握や入会年度別の分析がしやすくなります。
03 💴 年会費管理 徴収管理

年度ごとに会員全員の納入状況を管理します。年度の切り替えボタンで過去・未来の年度も確認できます。「全員分を生成」ボタンを年度初めに押すことで、その年の年会費データが一括作成されます。集金が完了したら「納入登録」ボタンで記録し、間違えた場合は「取消」で戻せます。

「未納全員を納入済みに」ボタンは、全額をまとめて口座振込で受け取った場合などに便利です。

活用ヒント:年度末に前年と今年の徴収率を見比べることで、会員の活動離れを早期に察知できます。
04 📒 収支記録 入出金

年会費以外のすべての入出金を記録します。活動費・備品費・通信費など9種類のカテゴリから選んで登録します。フィルター機能で年・種別・カテゴリ・キーワードを組み合わせて絞り込めるので、「今年の備品費の合計を知りたい」といった場面で役立ちます。

CSVインポートを使えば、既存のExcel帳簿からデータを移行することも可能です。インポートCSVの形式は「日付(YYYY-MM-DD), 種別(income/expense), カテゴリ, 説明, 金額」です。

活用ヒント:領収書を受け取ったその日のうちに記録する習慣をつけると、月末の集計作業がほぼゼロになります。
05 📋 レポート 決算報告

年度を選ぶと、収入の部・支出の部・年会費納入状況・月別収支グラフが自動で生成されます。「印刷」ボタンを押せばそのまま総会資料として配布できます。決算報告書の作成にかかる手間を大幅に削減できるのがこの画面の最大の利点です。

活用ヒント:総会の直前に開けば、すべての数字が自動集計されているため、会計報告の準備が数分で完了します。
06 ⚙️ 設定 引き継ぎ

団体名・年会費の金額・会計年度をここで変更します。年度が変わったら「会計年度」を更新してください。「全データをエクスポート」でJSONファイルに全情報を保存でき、「全データをインポート」で別のパソコンに移行できます。

会計担当者の引き継ぎ時はこのJSONファイルを渡すだけで、すべての会員情報・収支履歴・年会費記録が新しいパソコンに移ります。

活用ヒント:年会費の金額が変わった場合は、設定画面から変更してください。変更後は翌年度から新しい金額が適用されます。
Workflow

年度初めの標準運用フロー

年度の切り替え時は、以下の手順で進めると抜け漏れなく運用できます。

1
設定で会計年度を更新する
「設定」画面を開き、会計年度を新しい年に変更して「設定を保存」を押します。年会費の金額が変わる場合も同時に更新してください。
2
新入会員を登録する
「会員管理」画面から新しいメンバーを追加します。追加した会員は自動的にその年度の年会費対象になります。退会者がいれば削除しておきます。
3
年会費管理で「全員分を生成」
「年会費管理」画面を開き、年度を確認したうえで「全員分を生成」ボタンを押します。全会員の年会費データが一括作成されます。
4
集金のたびに納入登録
会費を受け取ったら「納入登録」ボタンで日付とともに記録します。ダッシュボードからでも素早く登録できます。
5
収支をこまめに記録する
活動のたびに「収支記録」画面で入出金を記録します。カテゴリを適切に選ぶと、年度末の集計が楽になります。
6
年度末にレポートで決算報告書を作成
「レポート」画面を開くと決算報告書が自動生成されます。印刷して総会資料として配布します。
7
データをエクスポートして引き継ぎ
「設定」画面の「全データをエクスポート」でJSONファイルを保存し、次の担当者に渡します。次の担当者は「インポート」で読み込むだけで引き継ぎ完了です。
Tips

運用のポイント

⚠️
バックアップについて:データはブラウザのローカルストレージに保存されていますが、ブラウザのキャッシュクリアやパソコンの初期化でデータが消える場合があります。月1回程度「設定 → 全データをエクスポート」でJSONファイルを外部に保存することを強くお勧めします。
CSVの活用:会員一覧・年会費状況・収支記録はそれぞれCSV形式で書き出せます。ExcelやGoogleスプレッドシートで開いて独自の分析に使ったり、印刷用に整形したりすることができます。
💡
複数年度のデータ:年度を切り替えても過去のデータはすべて保持されています。「年会費管理」「レポート」の年度切り替えボタンで過去の年度も確認できます。

よくある操作ミスと対処法

納入登録を誤ってした場合は、「年会費管理」画面で該当者の「取消」ボタンを押すことで未納入状態に戻せます。収支記録を間違えた場合は、一覧の「編集」ボタンから修正するか、「削除」して入力し直してください。データの削除は取り消せないため、迷ったときはエクスポートでバックアップを取ってから操作することをお勧めします。