01
このソフトウェアについて
FRACTAL COSMOS は、ブラウザ上で動作するWebGLリアルタイム フラクタルビューアーです。
GPU の力を活用して複雑な数学的図形を毎秒60フレームで描画します。
6種類のフラクタル図形・6種類のカラーパレット・音声同期機能・オートズームなど、 豊富な機能でフラクタルの無限の世界を探索できます。マウス操作だけで直感的にナビゲートでき、 インストール不要でどのブラウザでもすぐに起動します。
6種類のフラクタル図形・6種類のカラーパレット・音声同期機能・オートズームなど、 豊富な機能でフラクタルの無限の世界を探索できます。マウス操作だけで直感的にナビゲートでき、 インストール不要でどのブラウザでもすぐに起動します。
02
画面構成(HUD)
∞ FRACTAL COSMOS
ZOOM: 3.45x FPS: 60
ITER: 100 MODE: MANDELBROT
ITER: 100 MODE: MANDELBROT
∞ ◈ ∞
▸ FRACTAL TYPE
[ MANDELBROT ]
▸ PARAMETERS
ITERATIONS 100
SCROLL: ZOOM DRAG: PAN H: HIDE UI
コーナーブラケット
画面四隅のシアン色の枠。純粋な装飾でHUDデザインを引き締めます。
トップバー
左:ロゴ。右:現在のズーム倍率・FPS・イテレーション数・モード名をリアルタイム表示。
コントロールパネル
右上に固定。フラクタル種類・カラー・各種パラメーター・機能ボタンが集約。
座標表示
左下に現在の複素平面上の実部(RE)と虚部(IM)の座標をリアルタイム表示。
オーディオビジュアライザー
音声同期ONのとき、画面下中央にマゼンタ色の音量バーが出現します。
ボトムバー
基本操作のヒント(スクロール・ドラッグ・ダブルクリック・Hキー)を常時表示。
03
フラクタル図形の種類
MANDELBROT
定番
最も有名なフラクタル。漸化式 z → z² + c を繰り返し、発散しないcの集合を描画します。
無限にズームしても同じような構造が現れる「自己相似性」が特徴です。
JULIA
アニメーション対応
マンデルブロ集合と対になるフラクタル。定数cを固定してzを変化させます。
JULIA ANIMATE をONにするとcが自動変化し、形が変わり続けます。
BURNING SHIP
個性的
マンデルブロの変形版。反復前に実部・虚部の絶対値を取るため、
燃える船のような非対称で鋭角的な形状が生まれます。
TRICORN
三角形状
反共役マンデルブロ集合とも呼ばれます。zの複素共役を使うことで、
マンデルブロとは異なる三角形に似た3回対称の形が出現します。
NEWTON
3色分割
ニュートン法で z³ − 1 = 0 の根を求める過程を可視化。
3つの根のどれに収束するかで色が分かれ、境界に美しいフラクタル模様が現れます。
PHOENIX
前ステップ参照
一つ前のz値(prev)も参照する拡張フラクタル。z → z² + c + d·prev の形式で、
羽のような有機的な形状が特徴です。
04
カラーパレット
🌈 RAINBOW
コサイン補間で7色サイクル。
最も鮮やかでダイナミック
最も鮮やかでダイナミック
🔥 FIRE
黒→赤→オレンジ→白。
溶岩や炎のような印象
溶岩や炎のような印象
❄️ ICE
深海から水面へのグラデーション。
冷たく静謐な雰囲気
冷たく静謐な雰囲気
💻 MATRIX
黒背景に緑の光。
サイバーパンク・ハッカー風
サイバーパンク・ハッカー風
🌌 COSMOS
暗紫から金色への宇宙的グラデーション。
深宇宙・星雲のイメージ
深宇宙・星雲のイメージ
⬜ MONO
白→グレー→黒のモノクロ。
構造がクリアに見える
構造がクリアに見える
05
操作方法
| 操作 | キー / 動作 | 説明 |
|---|---|---|
| ズームイン | スクロールアップ | マウスカーソルの位置を中心に拡大します |
| ズームアウト | スクロールダウン | マウスカーソルの位置を中心に縮小します |
| 移動(パン) | ドラッグ | クリックしたまま動かして視点を移動します |
| 中心ズーム | ダブルクリック | クリックした位置を中心にして3倍ズームイン |
| UI非表示 | H | パネル・バー等をすべて隠してフルスクリーン鑑賞モード |
| リセット | R | ズームと位置を初期状態に戻します |
| ピンチズーム | 2本指ピンチ | タッチスクリーンでズームできます |
| タッチパン | 1本指ドラッグ | タッチスクリーンで視点移動できます |
06
パラメーター詳細
ITERATIONS
範囲: 20 〜 500
各ピクセルで漸化式を繰り返す最大回数です。値が大きいほど精細な描画になりますが、GPU負荷が上がりFPSが低下します。初めは 100 がバランス良くおすすめです。深くズームインするときは 200〜500 に上げると細部が見えやすくなります。
COLOR SPEED
範囲: 0.0 〜 3.0
カラーパレットが時間とともに変化するアニメーション速度です。0にすると静止、上げると速く色が流れます。スクリーンセーバー的に使うなら 1.0〜2.0 がおすすめです。
ZOOM SPEED
範囲: 0.1 〜 3.0
スクロール操作でのズーム感度です。大きくすると1スクロールで大きく拡大します。オートズームのスピードにも影響します。精密に探索したいときは低め(0.5〜1.0)に設定するとコントロールしやすくなります。
07
特殊機能
AUDIO SYNC
マイクの音量でフラクタルの色や形状がリアルタイムに変化します。
ONにするとマイク許可が必要です。音楽に合わせて映像が踊るサウンドビジュアライザーとして使えます。ボタン下部に音量バーが表示されます。
ONにするとマイク許可が必要です。音楽に合わせて映像が踊るサウンドビジュアライザーとして使えます。ボタン下部に音量バーが表示されます。
AUTO ZOOM
自動的に中央に向かってズームインし続けます。「フラクタルの深淵へ落ちていく」ような体験ができます。RESET ボタンで元の表示に戻せます。どのフラクタルでも使えますが、マンデルブロ・ジュリアが特に映えます。
JULIA ANIMATE
ジュリア集合のパラメーター定数cを時間とともに自動変化させます。形が変形し続けるアニメーション表示になります。JULIAモード以外でも設定できますが、効果はJULIA・PHOENIXモードで顕著です。
RESET VIEW
ズーム倍率・表示位置・ジュリアパラメーターをすべて初期状態にリセットします。迷子になったとき、または最初から探索し直したいときに使います。キーボードの R キーでも同様の操作ができます。
08
クイックスタートガイド
1
ファイルをブラウザで開く
fractal_viewer.html を Chrome / Edge / Firefox などのブラウザにドラッグ&ドロップします。WebGL対応ブラウザであれば即座に起動します。
2
フラクタルの種類を選ぶ
右上パネルの FRACTAL TYPE から気になる種類をクリック。まずは MANDELBROT(マンデルブロ)から始めるのがおすすめです。
3
ズームインして深部を探索
気になる場所で スクロール または ダブルクリック でズームイン。境界線付近(黒い部分と色のある部分の境目)が最も複雑な構造を持っています。
4
カラーと速度を好みに調整
COLOR PALETTE でお好みの色に変更。COLOR SPEED スライダーで色の流れる速さを調整します。
5
H キーで全画面鑑賞
H キー を押すとUIがすべて非表示になり、フラクタルだけのフルスクリーン表示になります。もう一度 H を押すと元に戻ります。
09
活用 TIPS
深部を探索するコツ: 色のついた部分と黒い部分の「境界線」付近にズームインすると最も美しいフラクタル構造が見えます。中央の黒い部分にズームしても変化がないので境界を狙いましょう。
おすすめの組み合わせ: JULIA + COSMOS カラー + JULIA ANIMATE ON = 宇宙が変形し続けるような幻想的なアニメーションになります。スクリーンセーバーとして最適です。
パフォーマンスが落ちたら: ITERATIONS を下げる(20〜50程度)と描画が軽くなります。モバイル端末では100以下を推奨します。
音楽と合わせる: AUDIO SYNC をONにして音楽を流すと、音量に合わせてフラクタルの色が脈動します。低音の強い音楽(EDM・ドラムなど)で効果が顕著に現れます。
スクリーンショットを撮るには: H キーでUIを消してから、OS標準のスクリーンショット機能(Windows: Win+Shift+S / Mac: Cmd+Shift+4)で撮影すると美しい画像が得られます。