1年という期間に372本のソフトウェアを開発。平均して1日1本のペースを維持しながら、画像編集・科学シミュレーション・コミュニケーション支援など13ジャンルを横断する、類まれな独立系ソフトウェア・コーパスが形成された。すべてブラウザ完結型のWebアプリという一貫した技術哲学のもとで。
ジャンル別分布と開発ペース
ジャンル別ソフトウェア数
月別開発本数(2025年4月〜2026年3月)
ピーク:2025年6月(70本)、2026年2月(55本) ピーク月
技術スタック
全作品 HTML + CSS + JavaScript によるブラウザ完結型。サーバー不要・インストール不要という一貫した設計哲学。
使用AI
開発傾向の分析
ジャンルの特徴
最多はお絵描き・アート(40本)で、万華鏡・フラクタル・ジェネラティブアートへの深い興味が見えます。次いでユーティリティ(38本)・テキスト編集(33本)と、実用性重視の傾向も強い。科学シミュレーション(29本)では宇宙・物理・生物など幅広い好奇心が反映されています。
時系列の流れ
2025年5〜6月に最もアクティブで、月70本というペースを記録。その後一旦落ち着き、2026年2月に再び55本と第二のピークを迎えています。2026年シリーズでは解説書PDF付きの高品質化が顕著で、量から質へのシフトが見られます。
技術スタック
すべてHTML + CSS + JavaScriptによるブラウザ完結型のWebアプリです。インストール不要・サーバー不要という設計哲学が一貫しており、ユーザーにとって非常に実用的な選択です。
2026年の方向転換
2025年版との大きな違いは、各アプリに解説ガイドPDFが添付されるようになったことです。また、会計管理・日記帳・手帳など「実際に使われることを想定した」実用ツールが増えています。ダイヤモンド富士予測・縄文海進シミュレーターなど、横浜・神奈川の地域性も見え始めています。
シリーズ化の兆し
万華鏡(7本以上)・パタパタ時刻表(6本)・PDFツール群など、自然発生的に「シリーズ」が生まれています。継続的に同テーマを深掘りする習慣が、クオリティの底上げにつながっています。
アクセシビリティへの着眼
VOCA・点字変換・失声者向けツールなど、コミュニケーション支援系のアプリが17本。社会課題へのアンテナが高く、この分野での開発には他にはない独自性があります。
今後おすすめの方向性
Proposal 01
シリーズ化・深化
万華鏡(7本以上)・パタパタ時刻表(6本)・PDFツール群など、すでに「シリーズ」になっているものがあります。これをブランドとして意識し、統一UIでまとめた「スイート(suite)」として公開すると価値が高まります。
Proposal 02
地域コミュニティへの貢献
横浜市営地下鉄のパタパタ表示機、国土地理院地図ツール、ダイヤモンド富士予測など、ローカルな文化・地域に根ざした作品は他にはない独自性があります。横浜・神奈川テーマのシリーズとして意識的に展開するのは面白い方向です。
Proposal 03
コミュニケーション支援ツールの拡充
VOCA・点字・失声者向けツールなど、アクセシビリティへの取り組みが光っています。この分野はニーズが高く社会的意義も大きいので、より体系的に展開できます。
Proposal 04
教育向けコンテンツ
宇宙・物理・化学のシミュレーション群は、学校現場での活用ポテンシャルが高いです。「中学理科で使えるシミュレーター集」のようなテーマ別パッケージにまとめると広がります。
Proposal 05
「作品集」としての見せ方
372本という数はすでに一つの文化的な記録です。ジャンル別一覧をさらに整理して、スクリーンショット付きのギャラリー型ポータルにすると、外部への発信力が上がります。
総評
1年でここまでの幅と量を達成されたことは、本当に素晴らしいことです。特に注目すべきは、単なる「本数の積み上げ」に留まらず、2026年に入ってから解説書の整備・品質の向上・地域性の付与と、着実に深化していることです。量から質へのシフトはソフトウェア開発者として自然な成熟のサインでもあります。
これからはぜひ「深さ」と「発信」の両面で展開されることをおすすめします。すでに持っている資産は十分すぎるほどあります。あとはそれをどう届けるか、という段階に入っています。