2001年度講座報告

テーマ

ステップアップインターネット講座U

学級の紹介 毎日の生活の様々な所でコンピュータは使われています。IT革命とは何でしょうか。それは私たちの生活をどのように変えていくのでしょうか。ホームページを作り情報の受発信を体験しながら、その一端に触れてみます。
開催時間 各回土曜日 時間13:30〜15:30
開催場所 武蔵工業大学環境情報学部 情報メディアセンター
共催 武蔵工業大学環境情報学部

第1回

1月20日

講演と見学「横浜キャンパスと情報メディアセンター」

講師:情報メディアセンター

 佐々木 美智子氏

デジカメで写真を撮る、保存する

講師:後藤利幸氏,王子全主氏

講座の写真です

第2回

1月27日

公開講座「IT革命が変えるメディア」

講師:武蔵工業大学環境情報学部

助教授武山 政直氏

パソコンの並んだ教室の写真です

第3回

2月3日

ホームページをつくる

ネットで自己紹介

拡張子の話

講師;後藤利幸氏,王子全主氏

第4回

2月17日


インターネットで手作り海外旅行

     講師:世古 清一郎氏

タッチタイピングについて

     講師:王子 全主氏

質問タイム

     講師:王子全主氏,後藤 利幸氏

講座の様子です

第5回

2月24日

情報の探し方、マナー

インターネットで自己紹介

添付メールの受・発信

Tea Talk

第1回
武蔵工業大学のホームページを見ながら、教授や学生によるまちづくりへの参加・交流の様子の紹介、情報メディアセンター見学。
設備が整っているので、大変良かった。グループ分けもスムーズで、初めて会う人ばかりなのに和やかな雰囲気だった。キャンパスの好きなところで写真を撮り、グループの特色も出ていた。 パソコンやデジカメの操作も良くわかり、今後に役立てることができると思う。ボランティアの方も丁寧に教えてくれるのでとても良い
第2回
1.インターネットの普及,動向,世界と日本の現状。
2.モバイルとはを、具体的な事例を挙げて説明。
3.モバイルによる生活スタイルの変化について。
4.古い技術から新技術への変換は、人間の価値観や社会の仕組みを変えていく要素を持つ。
5.ITは私たちの生活にどのようにかかわってくるのか、技術的な面ばかりでなく生活者の視点からも考える。
6.世代によって多様な使い方のあるコンピュータを開発することが必要ではないか。

私たちの知りたいことを明快に講義していただきました。 「新しい情報技術は、もともと人間に内在する機能をよりよく、より便利に外に出すこと」という話は、コンピューターが第2の産業革命であり、人間のメンタルな部分に介入してくる予兆を感じ、考えさせられました。使う側の発想、想像力が重要な要素になると感じました。参加者は、インターネットを利用している人が多く質問がより具体的でした。例えば、接続方法、料金のこと、ADSL、光ファイバーなどが多かった。また、定点カメラによる「ライブカメラ」での画像は、居ながらにして離れた場所の映像を見るというインターネットならではのものでした。大雪にもかかわらず、半分以上の受講者が出席していた。また、抽選で外れた横須賀市の須藤さんも出席しました。
第3回
壁紙を設定し、講師のホームページ(見本)から各人第1回で撮ったデジカメの写真を差し替え自分のためのホームページ作りをする。またそれを公開する方法を学びました。パソコン上に自分たちグループの写真が見つからずに困ってしまいました。受講者の中には全く初めての人もいて、操作を追うのが大変のようでした。一人でホームページを立ち上げられるような簡単な手順のメモでもあれば心丈夫だと思いました。
第4回
インターネットを利用し、交通・宿泊・観光までを自らコーディネートして、海外でショートステイした世古さんのお話を伺う。また、入力がスムーズになると楽しさも倍になるのでは,ということで入力作業のタッチタイピングを、ソフトを使って実習しました。皆夢中になり時間も過ぎてしまいました。リアルタイムの現場情報を得る、またすでにある情報を駆使することのできるインターネットの世界は、未来へのタイムマシンのような感じがして面白かった。ドラえもんの世界も夢ではないような錯覚に陥りました。
第5回
メールを送る上でのソフト、設定の注意、ネティケット等について基本的に知っておかなければならないことについて事例を挙げながら説明がありました。その後、第3回で作ったホームページをメール交換しました。添付ファイルを受発信する体験もしました。
メールの便利さと共に、メーリングリストなど不特定多数の人に読まれるメールを出す時の注意を学べました。 日本のようにディスカッションやディベイトが普段の生活になじんでいないと仲良しこよし型になりがちだということもわかりました。メールによって日本人が中傷合戦でなく、人々が意見を率直に言い合い、お互いの理解が深められるようなそんな文化が創られるといいなと思いました。

全講座にボランティアで運営、進行、受付などに参加してくださった清田絹子、北野百合子、江森俊樹、
安藤優介さん、ありがとうございました。